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除湿剤を使う

湿気対策として除湿剤を使うという方法もあります。一般的に使われている除湿剤は、除湿用の塩化カルシウムが入った部分の下に水が溜まるようになっており、水がいっぱいになったら捨てるという使い捨てのものです。このタイプの除湿剤のメリットはなんといってもお手軽であるということ。買ってきたら蓋のフィルムを剥がして押し入れに入れるだけで、電源もいらなければいっぱいになるまで交換する必要もありません。しかも、取れた水が目に見えるので湿気がなくなったという実感もできますし、一つ一つの単価が低いので、たくさん買いだめしてどんどん使って言うという人も多いのではないでしょうか。電源がいらないので場所を選ばず、押し入れの奥や靴箱の中などどこにでも使うことができます。また、靴箱や押し入れに敷くタイプの除湿剤として、お菓子の袋に入っているようなシリカゲルを連ねてシートにしたようなものもあります。こうした敷くタイプは吸い込む水分の量に限界があるので湿気を吸う量としてはどうしても少なくなりますが場所を取らないカビ対策としては使っておいてもよいでしょう。最近では可愛いデザインのものや天日干しすれば何度も使えるものも多いので、見える場所にも使いやすいと好評です。除湿機を愛用する人の中には、こうした除湿剤では効果が不十分だという人もおり、確かに毎日のように取れた水を捨てる必要のある除湿機と比べると効果は低いかもしれませんが、それでも置かないのとはかなり違います。実際除湿剤を置くようにしてから押し入れや衣類のカビが無くなったという人もたくさんいますので、ある程度の効果はあると言ってよいでしょう。とはいえ、湿気が多い場所に置いておくと、思ったよりもすぐに水がいっぱいになってしまいます。溜まった水は真水ではなく塩化カルシウム水溶液になり、そこから逆に蒸発して湿気が増えるということはありませんが、水がいっぱいになったり薬剤が無くなったりすると全く効果がなくなるので、こまめにチェックして取り換えることが必要です。

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